柳津町には「赤」を使ったものが多くあるのですが、
その一つが当館のすぐ横にある橋「柳津橋」になります。
只見川に架けられた赤い橋は美しく、全国各地から写真家が訪れるほどで、
いつも私たちを見守ってくれています。
そして、もう一つは福島や会津のマスコットとして有名な「赤べこ」なんですが、
実は、ここ柳津町が「赤べこ」発祥の地なのをご存知ですか?
昔、大地震があり、柳津町の虚空蔵堂が甚大な被害に見舞われてしまいました。
お寺の再建は困難で、人々が諦めかけていたその時、
突如として一頭の「赤い牛」が現れ、見事完成まで導いたそうなんです。
このお話は「赤い牛の伝説」として伝えられ、
これにあやかり生まれたのが、張子人形の「赤べこ」なんです。
福島では昔から、「魔除け」や「厄除け」として、
多くの人に愛され続けています。