奥会津は
見どころがたくさん
三島町「只見線と第一橋梁」
奥会津の大自然の中を駆け抜ける「只見線(ただみせん)」は、福島県会津若松市から新潟県魚沼市までを結んでおり、その美しい景観の中を走ることから「絶景の秘境路線」と呼ばれています。
国内外の鉄道写真家からも非常に人気で、数ある絶景スポットの中でも一番人気なのが、三島町の道の駅そばにある「第一橋梁ビューポイント」。雄大な自然と悠然と流れる只見川をバックに、只見線が走り抜けるその姿はまさに絶景です。
三島町「三島町生活工芸館」
奥会津伝統工芸の一つである三島町の「編み組細工」は、ヒロロ・山ブドウ・マタタビといった天然素材を用いて作られる工芸品です。昔から人々の生活に欠かせない、手さげ籠・抱え籠・肩かけ籠・菓子器・炊事用具などの日用品を作っています。
三島町にある「三島町生活工芸館」では、そんな昔から続く「ものづくり」の大切さや技術を、世代を超えて伝承していく施設となっていて、伝統工芸の素晴らしさを直接見て触れて肌で感じることができます。
金山町「霧幻峡の渡し」
奥会津の金山町と三島町にまたがる只見川沿いの渓谷には、夏の朝と晩に川霧が発生し、その情景があまりにも幻想的なため、いつからか「霧幻峡(むげんきょう)」と呼ばれるようになりました。
昔は集落を行き来するための舟が通っていて、それが現在では観光用の渡し舟「霧幻峡の渡し」となりました。冬期間を除き定期運航され、幻想的な川霧の中、渡し舟に乗ることができます。
金山町「大志集落」
奥会津の隠れた写真スポット金山町の「大志集落(おおししゅうらく)」は、只見川沿いに佇む小さな集落で、少し離れた高台から見下ろすと、まるでジオラマのように集落を一望するできます。
朝晩などのタイミング次第では、幻想的な川霧が集落を包み込み、そこを通過する只見線と共に美しい田舎の情景を楽しむことができます。
金山町「大塩天然炭酸水 炭酸場」
金山町大塩地区には国内でも大変珍しい、天然の炭酸水が湧く井戸が存在します。その天然の炭酸水はそのままボトリングされ、金山町の特産品の一つとして、多くの方に愛されています。
また炭酸の恩恵は飲み水だけではなく、地下からは「天然サイダー温泉」が湧き、日本にわずか0.6%しか存在しないその貴重な温泉を求め、全国から観光客が訪れます。
昭和村「からむし工芸博物館」
奥会津の山間に佇む小さな村「昭和村」では、昔から「苧(からむし)」が住民の生活と共にあり、その苧を使った織り「苧織り(からむしおり)」が伝統工芸品となっています。
道の駅に隣接している「からむし工芸博物館」では、そんな苧と昭和村についての歴史や製造工程を時代(とき)を超えて学び感じることができます。
只見町「田子倉ダム」
只見町にある「田子倉ダム(たごくらダム)」は、国内で三番目の貯水量を誇る、日本有数の重量式コンクリートダムで、その大きく雄大な景観を見に毎年多くの観光客が訪れます。
またこの田子倉ダムによって出来たダム湖「田子倉湖」には、湖を一周する遊覧船が運行しており、秋になれば燃えるように色づく紅葉と、剥き出しの岩壁とが織り成す美しい風景を楽しむことができます。
柳津町「圓藏寺と赤い橋の風景」
かわち旅館のすぐ横を流れる只見川に架かる橋「柳津橋」は、柳津町のイメージカラーである綺麗な朱色で、その美しい姿から多くの写真家や観光客を魅了しています。また橋の先に佇む「円蔵寺」もとても印象的で、その地下から湧き出てる温泉は、当館の源泉となっております。
かわち旅館の客室からはこの光景を望むことができますので、柳津町ならではの情景をお楽しみください。
柳津町「粟饅頭」
柳津町の銘菓である「粟饅頭(あわまんじゅう)」は、その昔柳津町で大火が発生した際に、当時の円蔵寺の住職が「もう二度とこのような災難に【あわ】ないように」との願いを込めて作ったのが起源とされています。
ほどよい甘さのこしあんを、黄色に輝く粟と餅米で包み仕上げた饅頭は、お土産としても販売しておりますが、柳津町ではその出来立てを食べることができますので、是非このプチプチ・もちもちとした食感をご賞味ください。
柳津町「斎藤清美術館」※令和3年6月7日(月)から7月2日(金)まで、全館休館になります。
会津が生んだ名版画家・斎藤清画伯の作品が展示されている「斎藤清美術館」は、かわち旅館から歩いてすぐの所にあります。
会津の美しい四季の風景や、京都、鎌倉といった日本の古都を描いた作品の他、花・動物などの作品を約90点ほど展示されています。様々な企画展も開催しておりますので、のんびりと版画の世界をご堪能ください。